Ubuntu20.04 Serverがリリースされたために、変更点を確認したうえでインストールします。
最初に
Ubuntu20.04のサポートは2025年5月まで、5年間に及びます。ハードウェア等のEOSも5年周期が多いので、新規導入するには最適なサーバOSですね。
サーバ視点でのUbuntu20.04での変更点
リリースノートから気になった変更点は以下の通りで、特に昔からあるPHP等で書かれたソフトウェアを利用する際には設定面での工夫が必要そうです。
また、個人的にうれしいのはカーネル自身の消費電力の大幅な改善です。
- Linuxカーネル5.4系の採用(USB3.2サポート、消費電力の改善、新しいCPUのサポート等)
- ZFS 0.8.3
- Python3.8
- QEMU 4.2
- libvirt 6.0
- php7.4
- ruby 2.7
- FIDO/U2Fデバイスによる2要素認証に対応したOpenSSH8.2
- Apache2.4.x
- Samba 4.11
- PostgreSQL 12
- Squid 4.x
- OpenStack Ussuri
- Raspbery Pi4サポート
Ubuntu20.04 Serverのインストール
殆どデフォルトインストールしており、あえて有効化しているのはOpenSSHのみです。あとはOSの初期設定が完了してから追加インストールすればいいかと。














インストール後の初期設定
お決まりのパッケージのアップデートをしておきます。
sudo apt update ; sudo apt upgrade
最後に
とりあえず、Ubuntu 20.04 Serverのインストールを実施しました。うちは物理サーバ上に各種サーバを構築・運用しているため、再インストールは面倒です。ですので、vmware上で古いUbuntuを入れたのち、アップグレード評価を実施。その後、物理サーバのOSアップグレードを実施するつもりです。